哺乳類科学Webページ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/52/1/52_15/_article/-char/ja/
この調査は2009年に卒業研究として玉木さんが塩ビ管巣箱と木製巣箱の比較調査を行なった結果です。
使用した木製巣箱
木製巣箱の背面に巣穴を明けて木片を付け、樹幹との隙間をつくり巣箱利用動物が出入り出来るようにしてあります。
木製巣箱の利用状況
①野鳥の利用
②ヒメネズミの利用
ヤマネの利用
使用した塩ビ管巣箱(写真はサイズS、他にもMとLがあります)
塩ビ管巣箱の利用状況
①ヒメネズミの利用
②ヤマネの利用
野鳥の利用は当初無かったのですが、2年目に利用がごく僅かですが認められました。
上記の塩ビ管巣箱は「小型ヤマネ科動物用巣箱」として国内特許出願を行ってます。
出願番号 特願2010-182997
出願日 平成22年8月18日
出願人 国立大学法人筑波大学
また特許出願公開され公開特許公報が発行されました。
公開番号 特開2012-039919
公開日 平成24年3月1日
詳細はソーシャルデータベース「astamuse(アスタミューゼ)」で見ることができます。
http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2012039919/詳細
※特許出願を行いましたが、塩ビ管巣箱の学術利用は出来ます。