2011年4月13日水曜日

塩ビ管巣箱の特徴

塩ビ管巣箱の特徴は、板材を組上げた巣箱と違い「釘・木ネジ」を使用していないことです。

塩ビ管巣箱組立に必要な部材・道具

簡単に組み立てることが出来ますので、巣箱調査地までコンパクトに資材を運び、組立・架設が出来ます。

市販の木製巣箱と3個分の塩ビ管巣箱の部材の容積比較。

塩ビ管直径が異なるサイズの塩ビ部材は重ねて運べます。
サイズS 容積200cc 重さ190g
サイズM 容積350cc 重さ250g
サイズL 容積500cc 重さ300g
塩ビ管巣箱3個分の重量は、大きい木製巣箱と同じくらいの重量になります。

サイズSの塩ビ管巣箱を利用したヤマネ

木製巣箱との巣箱利用率を比較したところ、ヤマネは塩ビ管の素材や大きさも気にせず、木製巣箱と同率の利用が確認されました。
日本生態学会第57全国大会(2010年3月、東京)講演要旨


上記の塩ビ管巣箱は「小型ヤマネ科動物用巣箱」として国内特許出願を行ってます。
出願番号 特願2010-182997
出願日  平成22年8月18日
出願人  国立大学法人筑波大学

また特許出願公開され公開特許公報が発行されました。
公開番号 特開2012-039919
公開日  平成24年3月1日
詳細はソーシャルデータベース「astamuse(アスタミューゼ)」で見ることができます。
http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2012039919/詳細




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