2011年4月13日水曜日

巣箱調査のリスク

以前にアオダイショウの記事を投稿しました。

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アオダイショウは小型哺乳類と鳥類を主食とし、樹上性の傾向が強いとされています。

 

木登り上手なアオダイショウは、まれに巣箱で営巣している鳥やヤマネ・ヒメネズミを襲います。

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You Tubeで巣箱に出入りをするアオダイショウの映像がアップされています。
投稿者 みかげのガーデン「みかげ&yoshi様」撮影日2009/7/8

シジュウカラが営巣していた巣箱を襲うアオダイショウの映像がアップされています。
長野大学「森の生態系サービスの活用を学ぶ環境教育」映像ライブラリー
撮影日2010/6/18


ヘビの来襲を受け、全てのヒナが犠牲になった映像がアップされています。
北軽井沢ネットワーク様の「栗平巣箱カメラ・動画トピックス」
撮影日2009/7/12

ヤマネの調査には巣箱は欠かせません。
しかし巣箱を架けると、カラ類等の樹洞性小型鳥類やヒメネズミ等の小型哺乳類も繁殖場所として利用します。
巣穴を木の幹に向けて巣箱を設置する「イギリス式」の架設方法でも防げません。
巣箱利用動物の同一巣箱の利用時間が長くなると、捕食者に狙われる危険性が高まってしまうのが事実です。

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